マンモグラフィ認定試験に合格するための品質管理項目-part1-(超頻出)

マンモグラフィ認定試験に出題される品質管理項目に関して 認定試験

この単元は施設で精度管理を行う機会がある方はとっつきやすいかもしれませんがそうではない方もいるかと思います。

いきなり精度管理の本を読んでも、知らない事ばかりで嫌気がさすと思うからこのサイトでまずは重要ポイントを押さえよう

管理は暗記要素が強めで覚えれば確実に得点できます。なんでこうなの?と突き詰めるよりは、とにかく何度も何度も読んでください。得意分野になるように頑張っていきましょう‼︎

マンモグラフィ認定試験に合格するには、品質管理ならまずこれを勉強しよう

管電圧の設定

  • 管電圧の設定は少なくとも25〜32kVの範囲で1kV 以下の調整段階で設定できること

mAsの設定

  • mAsの設定またはmA撮影時間の少なくともどちらか一方のマニュアル設定ができること      

→簡単にいうとmAsか管電流or撮影時間のどちらかを手動で決められる機能があるよということです

小乳房の撮影時にAECが上手く作動しなかった経験はないかな?

ある‼︎全然線量が出てなくて、、、もう一度、手動で条件を設定して撮り直しました

そうそう。これもマニュアル設定ができる機能があるからできる事だね‼︎

→暗記ばかりだとしんどいので出来るだけ臨床に関連づけていきましょう‼︎

放射窓

  • 軟X線を有効に取り出すためにX線管の放射窓はBeを用いる

→Be(ベリリウム)はX線吸収が少なく透過性が良い

→原子番号4で厚みは0.8〜1.0mm

Cアーム

  • Cアームの動きは装置仕様範囲の全ての位置で確実に固定される。(当たり前ですが大切です‼︎)

照射野

  • 光照射野は最大SID(焦点受像器間距離)で100lx以上とする

→lxとは照度の単位でこのくらい明るい照射野でないとだめですよということです

受像器サイズ

  • スクリーン・フィルムシステムを用いるX線装置は少なくとも18×24cm及び24×30cmのフィルムが使用できる構造とする

→スクリーン・フィルムシステムでは、増感紙等でX線を可視光に変化させそれをフィルムで検出します

→今はこのシステム自体、あまりないかと思いますが、試験用に暗記してください

グリッド

  •  全ての受像器サイズに適した移動グリッドであること

→昔習ったと思いますが、ブッキーとも言います。マンモは基本これです‼︎

  • 拡大撮影の際にはグリッドをX線束から退避できること

乳房圧迫操作

  • 乳房圧迫操作は少なくとも150Nの加圧ができ200Nを超える加圧ができないこと
  • 乳房圧迫操作は70N以下の加圧調整の操作ができること
  • 乳房圧迫操作は操作者の手を自由にするようフットスイッチを設けること
  • 圧迫圧の表示誤差は±20N以内とする

→圧迫に関する数字はたくさんありますが、どれも臨床に直結する大事な数字です‼︎覚えましょう‼︎

照度

  • シャウカステンの輝度は3500cd /m2 以上が望ましい  
  • 読影室内の照度はモニタ近傍で10lx以下であることが望ましい

→読影の際に周囲が明るいと画像が見にくく診断に影響しかねませんね?

  • 読影室内の照度はシャウカステンの近辺で50lx以下であることが望ましい

→モニタとシャウカステンで望まれるlxが異なるので分けて覚えましょう‼︎

ここまでは撮影機器の性能で重要なところを見てきましたがここからは実際の精度管理に入ります。超頻出から解説していきます。

圧迫器に関して(マンモグラフィ認定試験超頻出)

とにかく色付きの数字を覚えよう‼︎

準備するもの

  1. 軟質ゴム
  2. 精度±5N以内の圧力計(重要)
  3. 定規
  4. 圧力計

圧迫圧の表示精度

  1. 圧力計の計測部分に軟質ゴムを置いて加圧します
  2. 臨床で多く用いる圧迫圧と設定可能な最大圧迫圧でそれぞれ圧をかけます
  3. 撮影装置に表示されている圧迫表示器の値と圧力計の値をそれぞれ記録します(3回計測)

→圧力計の値と普段私たちが目にしている圧迫表示器の値が大幅に違ったら大変ですよね?

→圧力計の値と機械の表示値が±20N以内(±10Nが望ましい)で合格です

圧迫圧の持続性

  1. 圧力計の計測部分に軟質ゴムを置いて1分間加圧します
  2. 臨床で多く用いる圧迫圧と設定可能な最大圧迫圧でそれぞれ圧をかけます
  3. 1分間の加圧中における圧力計の指示値も変動分を記録します(3回計測)

→撮影中に圧迫圧がすぐに緩んでしまうと困りますね..

→合格基準は1分間で−10N以内です

圧迫厚の表示精度

  1. 軟質ゴムを乳房支持台の左右中心で胸壁端に置きます

→胸壁端とは乳房支持台の手前側です。支持台の奥は乳頭側と表現します。

  1. 臨床で多く用いる圧迫圧で加圧します
  2. 乳房支持台の上側から圧迫板底面までの距離を測定して記録します
  3. 装置の圧迫厚の表示値も記録します

→普段目にしている圧迫厚の値が実際の値と違っていたら大変ですね..

→圧迫圧100〜120Nの時、±5mm以内で合格です

圧迫器の安全確認

圧迫器の破損等がないか目視で確認します

頑張って覚えましょう‼︎圧迫圧と圧迫厚はしっかり区別して覚えてくださいね。

 

管電圧の精度と再現性(マンモグラフィ認定試験超頻出)

また数字を覚えたらいいんだね‼︎よしっ‼︎

マンモグラフィでは適切な管電圧の設定が必要不可欠です。そのため、管電圧に関しても適切な精度管理が求められます。

準備するもの

  1. マンモ領域の使用管電圧にて精度±2%以内(または±0.7kV以内)の非接続型管電圧計
  2. 電卓

方法

  1. 圧迫板を取り外します

→圧迫板があると管電圧計にX線が到達するまでの通過経路に入ってしまい測定に影響しかねないのは想像がつくでしょうか?

品質管理の分野では圧迫板の有無はよく問われるよ‼︎

  1. 管電圧計を装置の乳房支持台の上に置く 

→管電圧計のX線検出部は乳房支持台の左右中心で、乳房支持台内側60mmにくるようにします

照射条件の設定〜照射まで

  1. 照射モードをマニュアルに変更します

→マニュアルとは管電圧やmAs値をユーザーが設定できる状態を指します。対義語は皆さんお馴染みのオートです。

  1. ターゲットとフィルタの組み合わせを選びます
  2. 大焦点を選択します
  3. 少なくとも臨床でよく使う管電圧と臨床で使う最大管電圧、最小管電圧を設定します
  4. 最初の品質管理試験で決めたmAsに設定します
  5. 管電圧をX線検出部全体に照射します
  6. それぞれの条件で3回以上の照射を行い管電圧計の指示値を記録します

→要するに自分が設定した管電圧で、しっかりと誤差なく照射されているのかを管電圧計でチェックしているわけです。

合格判定

□管電圧の表示精度

  1. 設定管電圧24〜32kVでは±5%以内
  2. それ以外の管電圧では±10%以内

□管電圧の再現性

  1. 測定データから標準偏差と変動係数を計算します。変動係数は0.02以下とします。

→ここで電卓の登場です‼︎

今回は品質管理の項目の中でも超頻出項目を解説しました。いきなり精度管理の本を開いて覚えるぞーと意気込むよりはこの記事を読んでから取り組む方がスーっと入ってくるはずです。

意味を考えながら順序立ててみていくと案外単純なことが書いてあるだけなので気張らずにやっていきましょう‼︎ただ、数字だけは覚えるしかないので頑張って覚えましょう。品質管理のパート2はこちらです‼︎

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