マンモグラフィにおけるカテゴリー分類(石灰化Ver)-読影試験にて必須知識‼︎

マンモグラフィによるカテゴリー分類について(石灰化Ver) 認定試験

試験を受ける受けないは置いておいて、臨床でマンモグラフィーに携わっている方なら知らないとは言えない分野です。少し曖昧かもという方はここで必ずマスターして日々の臨床に生かしましょう。読影試験でも必須の知識となります。

読影試験の際は自作資料以外は持ち込みは不可だから絶対覚えよう‼︎

腫瘍のカテゴリー分類の記事もあるのでまだの方はそちらも見てみて下さい

マンモグラフィにおけるカテゴリー分類(腫瘍Ver)-読影試験にて必須知識‼︎
今回は腫瘍に関するカテゴリー分類を見ていきます。読影試験を受けるにあたって、これを知らないとスタートラインにも立てていないと言えるくらい大事な暗記事項です。頑張っていきましょう‼︎石灰化のカテゴリー分類の記事もありますのでまだの方はぜひそ...

石灰化のカテゴリー分類に関して-マンモグラフィ読影試験にて必須-

まず、石灰化を見つけた時に行うのは明らかな良性石灰化そうではない石灰化なのかを見分けることです。

石灰化を見つけたらとりあえずカテゴリー分類表に当てはめればいいんでしょ?

カテゴリー分類表を使用するのは良悪性の鑑別を要する石灰化の場合だよ‼︎

なるほど‥ じゃあ明らかな良性石灰化も知っておかないといけないんだね‼︎

マンモグラフィにおいて明らかな良性石灰化と判別できるもの(精査不要の石灰化)

明らかな良性石灰化といってもかなりざっくりしていますね。少しだけ細かく見ていきましょう。

1.中心透亮性石灰化

臨床で遭遇必須の石灰化です。名前の通り石灰化の中心部が黒く透過しており通常はやや大きめです。

2.縫合部の石灰化と異栄養性石灰化

術後の患者さんを撮影する機会がある施設ではよく見かけるはずです。縫合部の石灰化の沈着によるもので術後部分に一致して石灰化が見られます。

3.皮膚の石灰化

特徴としては中心が透亮性であることです。2方向撮影にてどちらかで接線方向で観察ができ、皮膚内に存在することが確認できた場合は確定できます。画像の皮膚辺縁まで全体像をしっかりと確認しましょう。

4.血管の石灰化

年配の方を撮影するとよく見られます。血管の走行に一致しているため血管のように蛇行している長い石灰化があればこれだと思って下さい

5.円形石灰化

大きさが1mm以上のもので円形や楕円形の石灰化を指します。1mm以下でも孤立性のものは同様に良性として扱います

6.繊維腺腫の石灰化

粗大な石灰化で退縮した繊維腺腫に見られます。この粗大な石灰化はその形状からポップコーン状石灰化とも言われます。乳腺に発生する良性腫瘍の中で最も高頻度に発生します。

Fibroadenoma(FA)‼︎ 超重要ワードだよ

7.乳管拡張症に伴う石灰化

大きな桿状の石灰化で時に分岐を伴います。桿状(かんじょう)とは棒のような形状を指します。これも印象的な画像なので一回見たら忘れないはずです。

8.石灰乳石灰化

嚢胞内に析出・沈澱したカルシウムにより観察される石灰化です。ここで押さえておきたいのはティーカップサインです。

Tea Cup Signってどういうこと?

中身の入った透明なTea Cupを側面から見ると三日月、真上から見ると円形だよね?

MLOなどの側面撮影で三日月状の石灰化を見つけたら、ぜひCC撮影でも確認してみて下さい。円形の淡い陰影が確認できるはずです。

乳房撮影におけるTea Cup Signのイメージ図

マンモグラフィにおいて良悪性の鑑別が必要な石灰化

これまでは良性石灰化をみてきました。ここからは本題の良悪性の鑑別が必要な石灰化についてみていきます。読影試験でも必須のカテゴリー分類にも繋がるので必ずマスターしましょう。

覚えるのは石灰化の形態・石灰化の分布だけだよ‼︎

石灰化の形態

  1. 微小円形石灰化‥1mm以下の円形または楕円形の石灰化で孤立性のものは除きます。0.5mm以下の場合には点状石灰化と呼ばれます。
  1. 淡く不明瞭な石灰化‥この名の通り非常に小さいか淡い石灰化を指します。
  1. 多形性石灰化‥不整な形状で様々な大きさの石灰化を指します
  1. 微細線状、分岐状石灰化‥細長い不整な形状の石灰化です。その名の通り線状、分岐状を示し乳管内に乳がんが進展していることを示します。

石灰化におけるカテゴリー分類表‼︎-マンモグラフィ認定試験までに暗記必須-

皆さんが覚えるべきはまさにこの表です。日々カテゴリー分類を行う上でも必須の知識となります。カテゴリー5の部分には赤丸をつけてみました。一つのポイントとしては微細線状・分岐状の場合は分布がどうれあれカテゴリー5が確定します。つまりはほぼ乳がん確定となる所見です。

マンモグラフィにおける石灰化のカテゴリー分類表

2235→3345→3.4455  ぶつぶつ‥

覚え方は人それぞれですがひたすら2235→3345→3.4455と唱えてもいいです(笑)

さらに詳しく知りたい方は以前の記事でおすすめした以下の書籍がおすすめです↓↓

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